杉山たかのりの反対討論/* --項目挿入-- */?>
2015年03月20日
国民健康保険、食肉センター、介護保険特別会計予算案に対する反対討論ただ今上程中の予算案のうち、議案第567号西宮市国民健康保険特別会計予算、議案第568号西宮市食肉センター特別会計予算、および議案第573号西宮市介護保険特別会計予算、以上3件について、日本共産党西宮市会議員団は反対をいたします。 以下、意見を申し述べます。 まず、国民健康保険特別会計予算についてです。 国民健康保険料は、高すぎて払えず、滞納世帯が多数いる状況が長期にわたって続いています。その最大の原因は1984年度から国庫支出金の割合を50%から25%へ半減させ、加入者に負担を課したことです。西宮市は市の繰入金をなくし、2007年度までは兵庫県下で最も高かい保険料となりましたが、日本共産党西宮市会議員団が繰り返し一般会計からの繰り入れで引き下げることを提案し、2008年度から2億5千万円、2012年度からは10億円の繰り入れを実施し、保険料の高騰を抑制してきました。党議員団は、この間の市の努力を一定、評価するものです。 その結果として23億円の基金が積み立てられており、保険料の引下げが可能な状況となっています。新年度は10億円の繰り入れを7億円に減額する予算案となっており、これは1世帯当たり5000円の保険料引き上げに相当します。3億円の減額は明らかに保険料を引き上げることになり、認められません。 日本共産党西宮市会議員団は、10億円の繰り入れと、23億円の基金を活用して、国民健康保険料を引き下げることを強く求めます。 次に、食肉センター特別会計予算についてです。 食肉センターについては、市民への寄与がないことから、多額の税金投入はただちにやめるべきです。県への移管、民営化、廃止の3つの選択肢が提言されていました。市長は「できるものは民間に」ということを言いながら、肝心の食肉センターの民営化は全く取り組もうとしません。提言に沿った対応を直ちにもとめるものです。 最後に、介護保険特別会計予算についてです。これは、日程第1、議案第555号西宮市介護保険の一部を改正する条例制定の件で、野口議員が討論で述べたとおり、特別会計でも西宮市の介護保険事業が大きく後退することにつながります。 以上、三つの特別会計予算についての日本共産党西宮市会議員団の反対討論とします。 |