HOMEへ
2016年度当初予算編成に対する申し入れ:消防局
2015年09月01日

消防局


  1. 消防力の整備指針の改定により、施設数や人員基準が大幅に引き下げられたが、西宮市の消防力はいずれもそれを大幅に下回っており、人員確保や施設のさらなる整備は急務となっている。現在、消防職員については条例定数426名に向けて増員がはかられ419人(2015年8月1日現在)となっているが、それでもなお整備指針からすると水準は低い。引き続き増員を図ること


  2. 今後も引き続き救急協力病院を増やすこと。また、隊員が、救急救命士及び認定救急救命士の資格を積極的に取得できるようにすること。


  3. 消防団の役割は重要であるが、条例定数755人に対して733人(2015年8月1日現在)と不足している。最近は成り手が不足している現状があり、広く募集し各分団の補充につとめること。


  4. 防火設備の不備や避難経路の未確保など、防火上問題のある商業施設等は依然存在していると思われる。火災事故を未然に防ぐため、商業施設等への抜き打ち査察をくりかえし行い、指導を強力にすすめること。


  5. 現在の西宮消防署は老朽化により建て替えが急務となっている。今村市長は市営住宅の敷地も含めた現地で建て替えを行なうとしており早急に対応すること。また、現西宮消防署は、少なくとも数年間使用することから、最低限の修繕や安全対策などはとること。