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まつお正秀の一般質問
2015年12月03日

生ゴミの減量化における段ボール堆肥化について


 三つ目のテーマは生ゴミの減量化における段ボール堆肥化についてです。
 先日、民生常任委員会の管外視察で福岡市東区にあるNPO法人「循環生活研究所」、生活の生を「なま」と読んで、略して以下「じゅんなまけん」といいますが、ここが目指している循環型社会構築の取り組みについて学んできたところです。特に今回は循生研で取り組んでいる段ボールによる生ごみの堆肥化について、本市でも取り組むべきではないかという思いを強くし、今回質問で取り上げます。こちらも堆肥化グッズに入っている「循生研」のパンフレットのコピーがあると思います。
 全国的に家庭ごみの3割から4割が生ごみといわれる現状の中で、生ごみの削減を行うことは、ごみの焼却を減らして焼却炉の延命化をはかるとともに、温暖化ガスの排出削減にもつながります。このNPO法人の会長は、個人として50年以上、NPO組織として17年、生ゴミをはじめ庭や畑の残渣、雑草など身の回りにあるものに始まり、地域の落ち葉や厄介者である博多湾の海藻アオサ、松枯れなどで発生する松葉などの堆肥化やその研究に取り組まれています。私自身が2009年12月議会の一般質問において環境問題を取り上げた中で、生ゴミの減少という観点からダンボール堆肥化という方法もあると紹介したことがありますが、集合住宅に住んでいる私にとって、虫の発生や匂いの問題をどうするかという点などでそのことへの躊躇がありました。しかし、今回の視察において段ボールに入れる基材(基になる材料という意味ですが)の改善で匂いや虫の発生を抑えることが出来ることを知り、庭がなくても集合住宅の上階のベランダなどでも簡単にできるということも知ることができました。また、こうした堆肥で栽培した野菜は栄養の点でも味の点でも大変評判がいいという話で、地産地消の活動としても大変有効だということでした。さらに循生研の素晴らしいところは、自分たちの持っているこうした研究のノウハウを惜しげもなく国内にとどまらず海外へと広げて普及者を増やし、循環型社会構築を担う人たちを育てていこうとしていることにありました。現在、多くの自治体でこの生ゴミの段ボールの堆肥化を推奨し、講座を開く、あるいは実際にそのためのグッズを講座などで無料配布する、あるいはそのグッズの販売や補助をしています。循生研では、行政に頼るのではなくNPOの活動に地域を巻き込んでいこうという取り組みを中心として循環型社会を作っていこうとしていますが、いまでは行政側が生ごみなどの削減の推進者養成をこのNPOに依拠をするという形になっています。本市も環境学習都市を標榜し、様々な環境問題での取り組みを行っており、その中の一つには家庭用の生ごみ処理機やプラスティックコンポスト容器購入に補助を出す制度もあります。しかしこの申請数は資料を取り寄せましたところどちらも年々頭打ちになっています。

そこで質問ですが
 一点目、生ゴミ段ボール化の普及に取り組む考えはないか
 二点目、コンポストや生ごみ処理機の補助に加え、段ボールコンポストに対する補助制度を加える考えはないか。

 これで壇上からの質問は終わりまして、ご答弁によりましては再質問、意見要望等を述べさせていただきます。