HOMEへ
佐藤みちこの一般質問
2016年06月29日

保育所待機児童問題に関連して公立幼稚園のあり方について


 2つ目の質問は保育所待機児童問題に関連して公立幼稚園のあり方についてです。
 市は公立幼稚園について2014年12月「西宮市立幼稚園のあり方について」を議会に報告しました。公立幼稚園の適正配置の考えは地域の状況や園児数の推移等を総合的に判断して、2018年度までの期間は休級・休園規定を一部改正し、市内を8つの「中ブロック」、浜脇、鳴尾、上甲子園、大社、広田、甲東、山口、塩瀬に分け原則1園配置を基本として適正配置を進めるとのことです。これによって21園の公立幼稚園が8園になります。 現在、浜甲子園幼稚園は休園、今津幼稚園は2017年3月末に休園、鳴尾北幼稚園は2018年3月末に休園、小松幼稚園・名塩幼稚園が2019年3月末に休園することが公表されています。
 方や、保育所待機児童は年々増加の一途をたどっており子ども支援局は待機児童対策として私立幼稚園の活用を計画しています。幼稚園の活用ならまず公立幼稚園の活用が先ではないですか。このような状況でも、あくまでも公立幼稚園を休級・休園規定に基づいて無くしていく教育委員会の方針については疑問を持ちます。


 そこで質問します。
 保育所待機児童解消のために子ども支援局は、公共施設の活用や私立幼稚園を活用すると述べているが、市内の私立幼稚園はすでに3歳児からの受け入れを行い、預かり保育を実施している。特に3歳児の受け入れ枠が困難と言う緊急事態の状況ではないですか。
 他市では保育所待機児童の緊急対策で3歳児保育、預かり保育を実施している。市でも実施すべきではないか。お答えください。