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上田さち子の一般質問
2016年09月08日

勤労会館及び勤労青少年ホームのトイレ改修を


 建設から約50年を経た勤労会館及び勤労青少年ホーム、サンアビリティーズなど3施設については老朽化が進み、毎年のように改修工事を行なわねばならない状況となっています。平成27年3月の「西宮市勤労者福祉推進計画(第2期計画)」の勤労福祉の充実の項のうち、勤労者福祉施設の維持・整備では、@市内に在住、または在勤する勤労者の福祉増進の拠点施設である3施設の維持・管理に努める A全庁的な公共施設マネジメントの方針を受け、できる限り施設の長寿命化を 図るとしています。要するに、この先20年以上は施設の建て替えの計画がないに等しいといわなければなりません。
 これら施設は、市の中心部にありしかも使用料も低廉なことから市民や勤労者の利用が大変多く、稼働率は3施設平均で55.6%、使い勝手がよくない和室を除けば、さらに稼働率は高くなっています。多くの市民が利用する施設ですが、今日は老朽化する施設のうち、特に勤労会館及び勤労青少年ホームのトイレ問題について質問します。
 私もよく利用させていただくのですが、洋式トイレの設置状況は5割弱で、一定進んでいるといえます。しかし同じ貸館である市民会館のトイレが平成27年度に温水洗浄便座に改修されていることと比較すると、遅れているといわなければなりません。おまけに床は湿式のためか配管を通ってのにおいがきつく、不快感をもつ方がほとんどです。
 市の環境衛生大会など諸事業でも使用されている勤労会館ホールのトイレは、男女とも和式のみで、女性用にある唯一一基の洋式トイレは、長年にわたり故障で使用できません。建て替え計画がまったく見えない中で、施設全体のトイレ洋式化率を向上させるとともに、温水洗浄便座への改修、湿式の床を乾式にし、配管もやり替えるなど抜本的改修を早急に実施すべきと思いますが見解を聞きします。