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2017年度西宮市当初予算編成に対する申し入れ:はじめに
2016年09月14日

はじめに


 安倍自公政権は、「戦争法」の強行、社会保障の改悪、アベノミクスによる格差と貧困の拡大、消費税増税の強行、原発再稼働、TPP,沖縄米軍新基地建設、労働法制の改悪、など平和、くらし、経済などあらゆる分野で民意に反する暴走政治を行っている。
 このような下で、今年夏に行われた参議院選挙は、野党と国民が共同し、政治を変えようという戦後初めての試みとなった。選挙の結果は与党が過半数を獲得するものとなったが、安倍首相は、選挙中は何も語らず、選挙が終わると、憲法9条の改悪、社会保障の大改悪、28兆円規模の経済対策など、「だまし討ち」といえる、さらなる暴走を続けようとしている。
 このような時に、憲法を尊重し、国の悪政から市民生活をまもる防波堤となることが地方自治体の最大の役割です。
 さて、西宮市は、保育所待機児童の増加、開発による学校教室不足、UR借り上げ市営住宅問題、病院統合問題、第2庁舎整備計画など、多数の課題、問題をかかえています。西宮市の財政状況は、2015年度決算の概要では、財政基金187億円、減債基金35億円、公共施設保全積立基金15億円ほか、アサヒビール跡地購入のための土地開発公社への貸付金55億円などを含めると、資金余裕は290億円を超えることからも、市民の願いにこたえる一定の財源はあります。
 このたび、「2017年度西宮市当初予算編成に対する申し入れ書」作成に向け、日本共産党西宮芦屋地区委員会と日本共産党西宮市会議員団は、7月23日に予算要望懇談会を開催するなど、広く市民のみなさんの声をお聞きしてきました。
 ぜひとも新年度予算編成にあたっては、この申し入れ書にある市民の切実な声をくみ上げ反映されるよう、申し入れます。