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2017年度西宮市当初予算編成に対する申し入れ:中央病院
2016年09月14日

中央病院


  1. 2016年4月、兵庫県立西宮病院と西宮市立中央病院の診療機能の再編の具体案や地域医療のあり方等の検討を行うため、有識者、関連大学、地元関係者、医療行政、病院関係者等を構成員とする「兵庫県立西宮病院と西宮市立中央病院のあり方検討委員会」を設置し現在まで2回にわたり委員会が開催されている。2017年2月に報告書が作成されることになるが、統合の成否やその時期については全く不明である。
    中央病院についてはその方向が決まるまで、現在の病院での診療を続けることになる。看護体制や給与体系の見直しをしているが、なお一層の経営改善に取り組むとともに、次のことにも取り組むこと。

    1. 「あり方検討委員会」については閉会中の所官事務報告とすること。

    2. 建物の耐震化については2016年度実施設計、2017年度耐震工事に着工するとしている。その際には病院利用者の負担のないような方法をとること。また、必要な機器については更新計画を作成し順次入れ替えをすすめていくこと。

    3. 公立病院としての存在意義などを踏まえ、現在地で小児救急を含む救急医療の充実に力を入れること。引き続き医師や看護師の確保につとめること。

    4. 中央病院に行く路線バスの便数を増やす等、病院に行く交通の利便性の確保を行うこと。