2017年度西宮市当初予算編成に対する申し入れ:土木局/* --項目挿入-- */?>
2016年09月14日
土木局
- 国道176号線の名塩工区の供用開始に続き、全線の早期完成を国に要望すること。
- 交通事故から市民の命を守るため、とくに高齢者や障害者、車いす、ベビーカーなど市民が安心して通行できるよう、以下のことに取り組むこと。
- 通学路だけではなく、全市的に路肩カラー舗装を計画的に進め、安全対策に取り組むこと。
- 歩道の新設、拡幅について、以下の箇所を急ぐこと。
- 国道171号線以南、旧国道までの今津西線では、一部歩道が設置されているものの全体の事業化が遅れている。とりわけ、「事業の手法、時期等を検討すべき路線」と位置付けられている国道2号線から阪神電鉄本線区間(約620m)については、『社会経済状況が厳しい』として先送りとなっているが、早急に歩道整備を進めること。
- 鳴尾御影線の名神高速道路から春風幼稚園間の南側歩道の老朽化が激しいので早急に改修すること。その際、使用されていない農業用水路については関係者と早急に協議したうえで蓋がけをし、歩行者の安全対策を図ること。
- 阪急甲陽園駅周辺の交通安全対策については、必要な用地買収を2016年度中には行い、2017年度中には水路の蓋かけ工事と歩道整備を完了すること。
- 阪急西宮北口駅北西部にある駐輪場(宝塚方面行のホーム沿い)の傾斜部は急なため、雨の時などすべりやすく大変危険である。歩行者の安全が確保できるよう、滑り止めなどを施工し改善すること。
- 甲子園段上線の国道2号線からJRまでの間、狭い歩道を拡幅すること。
- JR西宮駅北側のコンビニ前の歩道中央に植栽があるため、不法駐輪がしやすくなっており歩行者の通行の障害になっている。マナー指導の強化とともに、植栽について可能であれば取り除くこと。
- 国道43号線で、歩道橋があるものの横断歩道がなく、歩行者などが平面通行できない交差点が多い。市として「バリアフリー計画」を策定し、エレベーターの設置を国に求めること。
- 国道43号線の夙川ランプ下の西側は、狭いトンネルを車両と人と自転車が交錯し、大変危険である。早急に実態を調査し、新たなトンネルを西側に設置するなど、必要な安全対策を国に求めること。
- 名塩美山台から名塩桜台にいたるまでの、西宮市道塩第372号線の道路幅が狭く、車両通行の際、側溝に脱輪する事故が起きている。とくに冬場には、積雪や路面の凍結により、脱輪の危険が増大する。側溝の蓋かけや道路幅を拡幅するなど対策をとること。
- 市道西第1027号線は、歩道があるものの幅が狭く、車庫の出入り口が傾斜しているため車いすでの移動が、転倒することもあるほど極めて困難な状態にある。車いすでやむなく車道を通行するにしても車の通行量が多く危険である。安全に車いすでの移動ができるよう、すみやかに改善すること。
- 降雨時に、雨水が側溝に流れず道路上に大きな水たまりができる箇所が多数ある。集水桝の桝蓋に葉っぱなどが溜まり雨水が流れないことや、低地にあったり、近くに集水桝がないなど、箇所ごとに原因はさまざまである。個所を特定しそれぞれ対策をとること。
- 歩道と車道の段差解消、傾斜の改良、歩道路面の改良等を引き続き行うこと。その際、傾斜については車道側をゼロとして、緩やかにつけること。
- 道路交通法が改正され、「自転車は原則車道通行」となった。しかし、車道に自転車専用帯を設置することは困難である。歩行者と自転車の安全な通行を確保するため、関係部局との連携でマナー指導の強化等とともに自転車の歩道通行可能を示す標識・カラー舗装化を含め、必要な整備を進めること。特に、国道43号線と今津西線交差点の南の歩道は、人と自転車が激しく交錯しており大変危険である。国と協議の上、改良すること。
- 自転車による事故が増えている。兵庫県が、自転車保険加入を義務付ける条例を制定したが、万一に備えて市民に保険の加入を促進するため、市としても有効な啓発に取り組むこと。
- 交通事故から市民の命を守るため、以下の改善をはかること。
- 信号機の要望に関しては県に予算の増額を要望すること。
- 高松町交差点については、歩車分離信号に改めること。
- 車庫北線と高木2号線の交差点に信号機を設置すること。
- 171号線上大市5丁目交差点(甲武橋西詰)は、複雑に入り組んでおり、危険である。時差信号にすること。
- 今津西線沿い神戸女学院大学西門前三叉路交差点は交通事故が多発している。
児童通学路にもなっており、信号機を設置すること。
- 県道今津東線と市道西第329号線の交差点での事故が多い。早急に信号機を設置すること。
- 山手幹線の森下町の広川内科クリニック前交差点、及び西福河原線交差点に、それぞれ音響式信号を早急に設置すること。
- 山手幹線と市道瓦76号線の交差点に信号機を設置すること。
- JR甲子園口駅北側から県道西宮豊中線交差点までの道路は歩行者、車等交通量が多く危険である。30kmに制限速度を落とすなど対策を講じること。
- 新甲陽町5番のホテル・ナカスミカダン南の交差点は6差路となっており、歩行者や自転車での横断が大変危険で困難である。いっせいに歩行者等の安全な通行を確保するため、歩車分離信号(スクランブル信号)にすること。
- 視覚障害者等の安全通行のために次のことに取り組むこと。
- 引き続き、点字ブロック、誘導用線ブロックなどの敷設を計画的に実施すること。
- 歩道への駐車、点字ブロック上の自転車の放置、および、店舗の置き看板などは、視覚障害者等の安全通行の妨げになっている。マナー指導の量を増やすなど、対策をとること。
- 今津西線の大型車両・特殊車両通行がなお増加し、住環境悪化が進んでいる。関係部局と連携し、必要な規制措置をとること。
- 全市的に生活道路の補修、舗装の要望が多い。まず、生活道路の総点検を行うこと。道路補修予算を大幅に増額し、市民要望があればすぐに補修、舗装をすること。また、深い側溝や水路などに、転落防止冊を早期に設置すること。
- 学文公民館前(東側)道路(旧国道〜小曾根線間)は狭くて危険である。計画では2018年度中に阪神連立事業関連で競馬場線の整備が旧国道まで実施されるが、それに続き、該当区間の水路を暗渠にして道路幅員を拡幅し歩道を設置すること。
- 中津浜線から津門川までの区間で、歩行者がJRを横断できるのは唯一津門川左岸線のJRガード下のみである。しかし、ここは狭い上に傾斜があり見通しも悪く大変危険である。現在、JRが2015年度に実施した調査結果をもとに市は横断通路の設置個所を検討し、2016年度中に1ルートの結論を出すとしている。
- この際、JRからの検討結果を参考にして1ルートにこだわらず複数ルートの整備を行い、市民の安全な通行を確保すること。
- 万一、東ルート(名神沿い)のみになった場合、国道2号線からJRまでの津門川左岸線(年金機構事務所西側)の安全対策は優先的に取り組むこと。
- 山手幹線が全面開通した。現在、熊野工区の整備が進められているが、地元住民の要望にそって、寿工区及び大谷工区とともに2車線のままとすること。
- 阪急甲陽線地下化については、地域の住環境、自然環境破壊への強い不安から、事実上中止となった。わが党が提案してきた「踏み切りと連動した信号機の設置」と「歩道の確保」、さらに踏み切り南側の交差点は右折禁止にするなどの、安全対策を直ちに取り組むこと。
- 県道大沢西宮線、特に阪急甲陽線から銀水橋間の安全対策を早急に行うよう、引き続き県に強く要望すること。
- 西宮浜連絡道路(以下、はね橋)は、埋立地と市街地をつなぐ唯一の生活道路である。西宮浜・御前浜公園整備にあわせ、はね橋の開閉について見直すとしているが、はね橋をあげなければ通行できないような大型ヨットが通行することはない。市民が365日24時間いつでも通行できるように、直ちにはね橋の開閉をやめるために、港湾利用者との協議を積極的に行うこと。
- 臨港線からはね橋にいたる市道西第178号・181号線拡幅工事が、県事業である護岸張り出し工事や洗戎川からの流入経路変更工事等で遅延してきている。市道を拡幅し歩道の整備によって歩行者等の安全対策が図られる事業であることから、市として必要な予算を確保し事業を積極的に推進すること。
- 兵庫県は2015年6月に、巨大津波に備えた防災・減災対策として、津波防災インフラ整備計画を策定し、10年間の計画で事業を進めている。これにより西宮市でも津波被害が大きく軽減されることになる。整備計画の着実な実施のための予算化を兵庫県に求めること。
- 各駅前の周辺には通勤自転車などの放置が多く、その対策は引き続き重要課題である。次のことに早急に取り組み、安全を確保すること。
- 主要な駅での駐輪マナー指導については、指導員の配置時間の延長など行い、引き続き駐輪マナー指導を強化すること。
- 駐輪場の設置については鉄道事業者に応分の費用負担を求めること。
- 阪急西宮北口駅南東部での不法駐輪が増加している。阪急電鉄が計画している10階建てビル計画の中で、必要な自転車駐輪場設置を要求すること。
- 駅舎改築による自転車駐車場の減少で、阪神甲子園駅東側歩道には多くの違法自転車があり、歩行者も多くたいへん危険である。2016年度に連続立体交差事業が完成するが、でき上がった高架下等の利用で駐輪対策を図るよう、阪神電鉄側に要求すること。
- 自転車駐車場の指定管理者選定については、適切な労働条件等を募集要項に明示し、事業者からの「事業計画書」にも記載を求めること。また、労働安全衛生上の職場環境についても、エアコン、トイレの設置等適正な職場環境の改善に努めること。
- 西宮浜北護岸と御前浜を一体化した総合公園整備が2016年度よりはじまっている。整備にあたっては、地域住民や公園利用者の声をしっかり把握し、反映させるとともに、西波止町地先の御前浜駐車場出入り口付近の安全対策を十分図ること。
- 緑の確保、環境保全、市民の憩いの場、また緊急避難所として公園は重要な役割を果たしているが、市の公園施策は十分とは言えない。以下取り組むこと。
- 緑の基本計画では、2022年度には一人当たりの公園面積を20uとしているが、現状は9.9uに留まっている。生産緑地等の積極的活用で早期に公園整備計画を策定し取り組むこと。この他にも民有地や遊休市有地等を活用して街なかに公園を新たに確保すること。また、公園を整備あるいは改修するときは、堀切公園整備に習い、利用者や地域住民の意見を取り入れること。
- 公園の清掃について市民参加をすすめることは当然である。しかし、例えば瓦林公園など花の名所公園で花の手入れや樹木の剪定なども、十分行われていないため、市内の多くの公園が荒れた印象を与えている。必要な予算を確保し、剪定作業や清掃の回数を増やすなど、市の責任で改善すること。
- 老朽化した遊具やベンチ等でのケガを防止するため、2017年度は思い切って予算を増やしいっせい改修を行うなど、公園の再整備をすすめること。
- 公園のトイレについては、公園利用者だけでなく「公衆トイレ」としての役割をもっている。市は、2016年度に「長寿命化計画」を策定し、2017年度以降には既設トイレの改修に取り組むとしている。老朽化した既設トイレの改修はもちろんだが、深谷公園や木津山公園など要望のあるところで新たに設置し、多くの市民に活用してもらうこと。その中で特に、洋式化の推進や身障者用のトイレも整備すること。また、清掃回数を増やすなど「きれいなトイレ」をめざすこと。
- 市は、公園遊具やベンチなどの老朽化対策を優先課題として取り組むとしているが、あわせて中津浜線高架下北児童遊園など、地域からの水道設備設置の要望の声を反映させ、直ちに設置すること。
- 市内のいたるところで街路樹の根が張りアスファルトなどを持ち上げており、大変危険である。早急に調査のうえ対策をとること。
- 旧福知山線廃線敷は、年間を通して多くのハイキング客が訪れる人気スポットである。2016年3月議会では「・・・利用者の自己責任を原則としたハイキングコースとして2016年度内に一般開放できるよう、市とJR西日本がそれぞれの立場で協力しながら取り組みを進めます・・・」と市の見解が示され、市民から期待されている。この整備に合わせ、JR生瀬駅やJR名塩駅からハイキング道にいたる案内板の設置を行うこと。
- (株)鳴尾ウォーターワールドの2015年度経営状況が明らかになった。黒字を計上しているものの、市より無償貸し付けを受けて運営する駐車場からの収益を除くと大幅な赤字である。今後は老朽化する施設の維持管理についても、西宮市が負担することなどからも、民営化等、事業手法について十分検討すること。