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就学奨励金・新入学用品費の入学前支給と増額を求める申し入れ
2017年05月09日

西宮市教育委員会
教育長  重松司郎様
日本共産党西宮市会議員団
団長 野口あけみ


就学奨励金・新入学用品費の入学前支給と増額を求める申し入れ


クリックで大きな写真を表示 日本共産党西宮市会議員団ではこの間、生活保護世帯と同水準の準要保護世帯の小中学生に支給している新入学用品費について、7月と後払いになっている支給時期を入学前に改善すること、支給額を増額することを求めてきた。
 3月議会一般質問に対する答弁では、中学生に対する前倒し支給については、「他の市町村と支給年度が異なることから生じる支給対象者の調整や事務負担などが課題」であり、「今年度から前倒しすることは困難」としていたが、教育こども常任員会においての同趣旨の請願審査にあたって教育委員会は、指摘を受けて当局内で検討した結果、「入学前支給について早期の実施を見据えて対応する」「全庁的に可能となれば今年度の補正予算提案も視野に入れる」と表明した。
 さらに、文部科学省は3月31日、「平成29年度要保護児童生徒援助費補助金」について、就学援助の「新入学児童生徒学用品費」の増額と、「援助を必要としている時期にすみやかな支給が行えるよう」交付要綱の一部を改正したとの通知を、都道府県教育委員会に出し、市町村教育委員会にも周知するよう求めた。
 この通知によって、わが党のこれまでの要望は一気に実現できることとなった。
 よって教育委員会におかれては、以下について取り組むこと。
  1. 就学奨励金の新入学用品費について、国庫単価に合わせ、小学校40,600円(現行20,470円)、中学校47,400円(同23,550円)とすること。
  2. 中学校とともに小学校でも入学前に支給すること。


以上