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2018年度西宮市当初予算編成に対する申し入れ
2017年08月31日

はじめに


 森友・加計学園疑惑の真相解明には背を向ける一方、多くの国民が憲法違反だと反対した「共謀罪」を強行成立させるなど、くらし、平和、人権、民主主義等あらゆる分野で暴走する安倍政権ですが、2017年7月、東京都議選での自民党の歴史的大敗を契機に支持率が急落、「安倍政権の終わり」が始まっています。
 また、同じく7月、人類史上初の核兵器禁止条約が国連で採択されました。これは、日本の被爆者をはじめ「核兵器のない世界」を求める世界各国と、原水爆禁止西宮市協議会はじめ市民社会の多年にわたる共同のとりくみが結実した、文字通り、歴史的な壮挙です。これを心から歓迎するものです。

 さて、例年9月市議会の前年度決算審査の前に行っている「西宮市当初予算編成に対する申し入れ」ですが、本日、2018年度についてまとめ、提出できる運びとなりました。
 引き続く保育所待機児童解消問題や、開発による学校教室等不足問題、公共施設マネジメント、病院統合問題、また国の社会保障改悪による諸問題等々、解決すべき問題は山積していますが、2016年度決算概要を見ても市の財政状況はこれらの課題に向き合い、市民の願いに応えることは十分可能です。
 この申し入れ書につきましては関係各課でも共有いただき、ぜひとも新年度予算編成や行政執行にも活かしていただきますよう、お願い申し上げます。