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佐藤みち子の代表質問
2018年06月22日

教育問題について


@小中一貫校について
 市長は、所信表明で、西宮浜小学校及び中学校では、子どもの育ちと学びの連続性を踏まえた、魅力ある学校づくりを進めるため、地域や保護者と共に2020年(平成32年)4月の小中一貫校の開校に向けて準備を進めます。この取組を出発点として、将来的には、他地域においても同様の取組を展開することを目指したいと考えています。と述べています。
 市では、幼稚園・保育所・小学校の連携、小学校・中学校の連携、中学校・高校の連携と、西宮型小中一貫教育を推進してきました。
 市長の言う、西宮浜の小中一貫校とは、どのようなものか。お聞きします。

A学校図書館司書の改善について
 西宮市内の小学校・中学校には、全校に学校図書館が整備されています。小学校の図書館の開館状況は、月曜日から金曜日は、午前中の長い休み時間に約20分、昼休みに約20分、各学級の割り当て時間が45分となっています。
 中学校では月曜日から金曜日は、給食準備中約15分、昼休み約20分、放課後14時から16時の開館となっていますが、毎日開館しているところは少ないとのことです。
 開館時の対応状況は、小学校、中学校ともに、図書館教育担当教員、学校図書館指導員、図書ボランティアが対応し、中学校は、生徒による図書委員が対応しています。
 図書ボランティアは、保護者が担っていますが、学校により人数は、様々だとのことです。学校図書館指導員は、有償ボランティアですが、図書館司書の資格をもっています。1日5時間勤務、年間50日の出勤です。

 阪神間の小中学校の学校図書館では、学校図書館司書の配置する日数が、西宮市より多い学校がほとんどです。有償ボランティアではなく、非常勤職員、あるいは臨時職員として雇用しています。学校図書館司書の配置と子どもの読書量の関係では、司書の配置日数が多いほど、子どもの読書量も多くなると言われています。
 西宮市は文教住宅都市宣言をしていますが、学校図書館がこのような状況であることは問題であり、早急に解決する課題です。

質問
全小中学校の学校図書館に、学校図書館司書を毎日、配置すべきではないか。