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庄本けんじの一般質問
2018年06月26日

入学準備金の支給額について


 庄本けんじです。日本共産党西宮市会議員団を代表して一般質問をおこないます。

 きょうは、税金の使い方の抜本的転換を求める立場から、是正すべき問題や市長が公約で提起された、いくつかの政策の中から、子育て世代の暮らし応援のための施策について、質問いたします。

 第一は、就学奨励金の新入学用品費、いわゆる入学準備金の支給額についてです。
 この問題については、私たちは、「必要な時に、必要な額を」、と訴えてきました。支給の時期については、今年度の新一年生からは、小学生も、中学生も、入学前に支給されることとなりました。しかし、支給する額については、国が決める要保護世帯への支給額と、西宮市が決める準要保護世帯への支給額とに、大きな差があり、それがまだ是正されないでいます。
 いまは、国が決める要保護世帯への新入学用品費の支給額は、小学生は40,600円、中学生は47,400円です。しかし、西宮市が決める準要保護帯への支給額は、小学生は20,470円、中学生は23,550円です。要保護世帯も準要保護世帯も、同じような経済状況にありながら、4万円と2万円という倍近い差がある、この状態は、ただちに是正すべきことです。
 昨年の12月議会での私の質問に対する答弁では、「新入学用品費の増額については、子供の貧困対策の一つの方策と捉え、全庁的な調整の中で検討しております」との答弁を受けています。
 市長が変わりましたので、どのように対応されるのか、あらためて、お尋ねいたします。