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庄本けんじの一般質問
2018年12月07日

子ども医療費無料制度の所得制限見直しについて


 庄本けんじです。日本共産党西宮市会議員団を代表して一般質問をおこないます。
 まず、最初の質問は、子ども医療費無料制度の所得制限見直しについてです。
 子ども医療費助成制度は、西宮市では中学校三年生まで無料となっています。ところが、せっかくの無料制度なのに、所得制限が設けられているため、西宮市に住む15歳以下の子どもたち7万数千人のうち、約2割の子どもがこの制度から除外され、病院窓口での負担が3割となります。また、15歳以下の子どもたちの1割ほどの子どもたちは一部負担となっています。
 せっかくの無料制度なのに、多くの子どもたちがこの制度が受けられないということは大変残念であり、改善が強く望まれています。
 日本共産党西宮市会議員団は、かねてより、子ども医療費の無料制度は、すべての子どもたちが等しく利用できるようにすべき施策として、所得制限の撤廃を求めてきました。石井市長にも、6月議会であらためて求めたところです。
 市長は、選挙公約でも、所信表明でも、乳幼児等医療費助成制度の所得制限の見直しについて検討すると表明されています。6月議会での私どもの質問に対して、市長は、「乳幼児等医療費助成制度の所得制限の見直しに当たっては、……子育て支援の施策の一つとしては、拡充に向けた持続可能な制度を検討してまいりたいと考えております」と答弁されました。

 そこで,3点お聞きします。
 第一は、乳幼児等医療費助成制度は、子育て支援の施策として、すべての子どもを対象におこなうべき施策だと考えますが、市長の考えをお聞かせください。
 第二は、子ども医療費の無料制度は全国に広がり、所得制限を設けていない自治体が広がていますが、その状況を把握されているでしょうか。兵庫県下の状況、中核市での状況についてお答えください。
 第三は、所得制限の見直しについて、どの程度の見直しをするのか、また、いつごろその見直しに着手するのか、市長の考えをお聞かせください。