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佐藤みちこの反対討論
2018年12月19日

議案第547号2018年度(H30年度)西宮市食肉センター特別会計補正予算(第1号)について


 ただいま上程中の諸議案のうち、議案第547号2018年度(H30年度)西宮市食肉センター特別会計補正予算(第1号)について、日本共産党西宮市会議員団は反対をいたします。
 この議案は、日程第3で上程される議案第559号指定管理者指定の件(西宮市食肉センター)議案第560号指定管理者指定の件(西宮市食肉地方卸売市場)と関連する議案です。日本共産党西宮市会議員団は、この議案第559号、議案第560号にも反対しますので、合わせて理由を述べます。
 
 この三つの議案は、西宮市が、西宮市食肉センター及び食肉地方卸売市場を指定管理者制度で運営しさらに(株)キャンホラを引き続き5年間、非公募で継続させようとするものです。この指定管理者については、市当局は公募が望ましいと言いながら、食肉センターについては、非公募を続け、今回も(株)キャンホラと言う流れになっています。補正予算では、債務負担行為の2019年度〜2023度の期間、11億8,490万円の指定管理料が計上されています。
 
 食肉センターについては、これまでも指摘してきましたが、解体処理された枝肉等が西宮市以外に流通し、市民に何ら寄与していないにもかかわらず、毎年1億円を超える多額の一般会計からの繰入を行っていることです。このことは到底、市民の理解が得られません。

 食肉センターは現在の西宮浜へ移転してから30年が経過しています。この先、施設の老朽化や整備等、多額の整備費用がかかってきます。市当局は、他市でも公設の食肉センターへは一定の繰入をしている。しかし、際限なく負担するのはいけない、負担を抑える努力が必要と答弁していますが全くできていません。それができないのであれば、かつての提言に立ち返って、完全民営化か廃止すべきです。

 以上のことから、議案第547号、議案第559号、議案第560号の反対討論とします。