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佐藤みち子の代表質問
2019年02月27日

子ども医療費助成度について


 乳幼児等医療費助成制度の所得制限見直しは、施政方針では一言もありませんでした。
 子ども医療費助成は、2001年にすべての市区町村が、都道府県の助成制度と一体に実施する制度となり中学校卒業まで医療費助成を行っている全国の自治体は、通院で86%、入院で94%に広がっています。しかし、自治体間でも格差があるため、子育て世代からはどこに住んでも同じ医療を受けられるようにしてほしいとの声があります。

 市では、前市長時代に就学前の子どもについては所得制限を撤廃しましたが、一部負担金が残されています。この子どもたちを含めると市内では約3割の子どもたちの医療費が無料ではありません。西宮市は先ほども国保の質問で言いましたが「子育てするなら西宮」をスローガンにしています。子育て支援としてすべての子どもを対象に医療費を無料にすべきです。

 6月議会、所信表明で石井市長は、乳幼児等医療費助成制度の所得制限見直しについては検討すると述べました。昨年の12月議会、この問題で質問したわが党庄本議員へ「検討している」と答弁していたので、当然、予算案に入っていると思いましたがガッカリです。当初予算で言うと石井市長が予算編成をするのは後3回しかありません。すべての子どもの医療費を無料にするのは、7億5千万円が必要です。ぜひ、市長任期中に実現をしてほしい。市長の決断をお聞きします。