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ひぐち光冬の一般質問
2019年06月27日

阪神香櫨園駅前の喫煙問題について


 次のテーマに移ります。
 2点目は、阪神香櫨園駅前の喫煙問題についてです。
 阪神香櫨園駅南側出入口の店舗の前に灰皿が設置されていることから、通勤時間には特に、複数の方々が入れ替わり立ち替わりそこに並んでたばこを吸っております。ゆえに、南側の通路を通って香櫨園駅を利用する人たちは、妊婦であれ、子どもであれ、たばこが苦手であれ、その喫煙者の方々の近くを通らざるを得ず、否応なしに受動喫煙を強いられることになります。決してあってはならないことだと思いますが、残念ながら現状ではそのような状況になっております。
 先日、私が香櫨園駅前で宣伝をしておりましたら、ある方からこの問題についての相談を受けました。以前にその方の娘さんが学校の行事で遠足に行ったそうですが、家に帰ってきてその方が娘さんに遠足の感想を聞いたら、開口一番「香櫨園のたばこが最悪やった」と言ったそうです。まず最初に出てきた感想が遠足のことではなく、たばこのことで、本当にショックだった。その遠足の集合場所が香櫨園駅前で、娘さんは待っている間中ずっとたばこの煙を吸わざるを得ず、本当に嫌な思いをしたそうです。他の人たちにこんな思いをさせないためにも、できるだけ早くなんとかしてほしい―そういう強い思いが込められた相談でした。
 香櫨園駅を利用されている方で、この方と同じ思いを抱いている方はたくさんおられるでしょう。ただ電車に乗りたいだけなのに、たばこの煙の中を通らざるを得ない。遠足などの楽しい思い出が、たばこの煙で曇らされてしまう―。この現状はすぐにでも改善しなければなりません。
 またさらに、受動喫煙はこのように多くの人に不快感を与えるだけではなく、その健康被害も深刻です。今年の5月29日、世界保健機関は、受動喫煙が原因で死亡する人は、世界で年間100万人に上っており、5歳未満の子供も6万人以上が呼吸器感染症で犠牲になっていると発表しました。そして、各国に受動喫煙対策の強化を求めています。
 そのような中、本市の受動喫煙防止対策はどうなっているか。現在のところ、「快適な市民生活の確保に関する条例」において、「市内公共の場所で歩きたばこをしないよう努めなければならない」と規定しているのと、市役所周辺の一部のエリアを喫煙禁止区域として指定しているのみとなっています。兵庫県の「受動喫煙の防止等に関する条例」に則っているとはいえ、隣の芦屋市が芦屋市内にある4つの全ての駅周辺を喫煙禁止区域として定め、尼崎市がJR尼崎・塚口・阪神尼崎の3つの駅周辺を喫煙禁止区域として定めているのと比べると、本市の対応は不十分と言わざるを得ません。
 さて、香櫨園駅前喫煙問題に関して、2018年の6月議会でわたなべ謙二郎元議員が取り上げ、同様の質問を行いました。その際に市長は「受動喫煙防止に向けて課題が多いのは事実だが、防止の必要性は認識している。少し時間がかかるかもしれないが、取り組んでいきたい」と答弁しています。また、当時の健康福祉局長は「2018年度内に予定されている健康増進法及び兵庫県条例の改正の動向を注視し、改正後の法令の趣旨にのっとった対応を検討していきたいと考えている」と答えています。
 ここで質問です。

1.わたなべ元議員の質問から1年が経ちました。あれから私は定期的に香櫨園駅前の様子を観察しておりますが、何も変わっていません。何も対策を講じていないのでしょうか?

2.2019年3月19日に県の受動喫煙の防止等に関する条例が改正され、この7月1日から施行されます。わたなべ元議員への答弁で「改正後の法令の趣旨にのっとった対応を検討していきたい」と答えておりますが、この県条例の改正を受けて、香櫨園駅前の問題はどう対応するのか?お答えください。

3.もし香櫨園駅と同じような事態になっている駅があるならば、同様に対応していかなければならないと考えますが、市としてはどのようにお考えでしょうか?見解をお聞かせください。