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学校再開にあたっての要望
2020年03月31日

西宮市教育委員会
教育長 重松 司郎 様

 3月末から首都圏を中心に新型コロナウイルス感染者が急速に増えてきており、予断を許さない状況になっております。本市では春休み明けの学校の再開を目指していますが、果たして予定通り再開できるか非常に難しい判断になってくるのではと憂慮しています。ぜひとも校長先生をはじめとする現場の教員の声、そして保護者や子どもたちの声をよく聴き、最終的な判断をしていただきたいと思います。
 今回は、学校再開を前提に以下、要望します。検討の上、回答をお願いいたします。



  1. 未習部分の学習については、子どもたちを追い込むことがないように留意しつつ各学校の判断に任せること。

  2. 今後の修学旅行や各行事は各学校とよく協議すること。また、自然学校、トライやるウィークについては、日程短縮や実施見合わせも含め、柔軟な対応を県に求めること。

  3. 今後、休校せざるを得なくなった場合に、子どもたちの学習権をどのように保障するかということを、事前に検討しておくこと。

  4. 市の学力調査はきっぱり中止すること。

  5. 子どもが感染防止のために休んだ場合は、欠席として扱わないこと。

  6. 各学校が石鹸やアルコール消毒液、非接触型体温計等の感染防止に必要な備品を買い控えることがないように、学校配分予算を増額するなど財源を確保すること。

  7. 感染防止の観点から、業者によるトイレ清掃の頻度を増やすこと。

以上