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野口あけみの反対討論
2020年10月01日

2019年度決算反対討論 建設分科会


 建設分科会では、UR借り上げ住宅訴訟についてのみ、一言申し上げます。この7月、市担当者より、相手方から明け渡しを前提に和解を行いたいとの申し出を受け、和解協議の場につくという報告を受けました。その後協議は継続中のようでありますが、一日も早い円満解決を望期待するものです。

 さて、安倍政治の継承を最大のうたい文句に菅内閣が発足しました。菅首相は「自助、共助、公助」「自分でできることはまず自分で」との基本姿勢を示していますが、自己責任ありきではだめということがコロナ危機の最大の教訓ではないでしょうか。
 いまだ収まらぬコロナ禍のもと、秋から冬にかけての感染拡大の可能性が言われています。国には、地域と自治体に重点を置いて、PCR検査を含む公衆衛生や公的医療サービスの強化、地域産業支援策の抜本拡充と地域内経済循環の再構築に取り組むことを求めます。
 また、本市においても冒頭申し上げましたとおり、住民の福祉の向上、命と暮らしを守ることを第一とした行財政運営を強く要望し、討論といたします。