HOMEへ
ひぐち光冬の反対討論
2020年12月16日

議案第254号および256号に対する反対討論


 ただいま上程中の諸議案のうち、私からは、議案第254号(西宮市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件)および議案第256号(西宮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件)の2件について反対討論を行います。

 両議案は、@国の省令および府令の改正に伴う改正、A国家戦略特別区域小規模保育事業の認定に伴う改正、を行おうとするものです。

 @の国の省令および府令の改正に伴う改正は、「小規模保育事業所等の卒園後の受け入れ先確保のための連携施設を実質不要」とするものです。本来、小規模保育事業所には連携施設の確保が義務付けられており、すなわち、連携施設が確保できなければ小規模保育事業所は設置できないはずのものであり、そこをなし崩し的に規制緩和してしまうことは、到底認められません。

 またAの国家戦略特別区域小規模保育事業の認定に伴う改正は、1〜3歳の小規模保育事業を認定するものです。この国家戦略特区を活用した小規模保育事業については、今年の9月議会でわが党の佐藤議員が「保育の質が確保できない」という観点から、その見直しを求める一般質問を行いました。
 たしかに本市における待機児童の問題は深刻です。一刻でも早く解消しなければなりません。しかし、だからと言って、保育の質をおざなりにして、量さえ確保すればいいという話ではありません。古くから「三つ子の魂百まで」と言われるように、この時期の保育はその後の生育に大きな影響を与えうる、本当に重要な時期です。その時期の保育の質を後回しにして、量を優先させるような施策は避けなければなりません。

 私たち日本共産党西宮市会議員団は、かねてから0〜5歳を受け入れられる認可保育所の増設を求め続けてきました。特に「子育てするなら西宮」を掲げる本市においては、ぜひとも保育の質も量も充実させられる施策を推進していただきたいという思いから、条例改正案には反対いたします。以上です。