2013年度予算要望書
2012年8月30日
土木局
- 国道176号線の整備について、早期完了を国に引き続き、要望すること。特に名塩道路は、確実に2015年3月末供用開始できるよう強く要望すること。
- 交通事故から市民の命を守るため、とくに高齢者や障害者、車いす、ベビーカーなど市民が安心して通行できるよう、以下のことに取り組むこと。
- 通学路での事故、事件が相次いでいる。危険な通学路については、道路構造の改善とともに、公安委員会とも連携して、児童の安全を最優先にした措置をとること。
- 歩道の新設、拡幅について、以下の箇所は急ぐこと。
- 国道171号線以南、旧国道までの今津西線は、一部歩道設置がされているがほとんどの区間で、歩行者にとって危険である。とりわけ、「事業の手法、時期等を検討すべき路線」となっている国道2号から阪神電鉄本線区間(約620m)については、早急に歩道整備を進めること。
- 国道2号線からJRまでの津門川左岸線(社会保険事務所西側)に歩道を整
備すること。
- 鳴尾御影線の春風幼稚園北側の使用されていない農業用水路については、幼稚園児の安全確保のためにも、蓋がけをし、歩道として整備すること。
- 阪急甲陽園駅前及び周辺の交通安全対策、とくに歩行者の安全対策をはかること。
- 阪急西宮北口駅北西部にある駐輪場(宝塚方面行のホーム沿い)の傾斜部は急なため、雨の時などすべりやすく大変危険である。歩行者の安全が確保できるよう改善すること。
- 深津小学校の北東の交差点付近の通学路が、電柱があるため極端に狭く、きわめて危険な状況にある。児童の安全確保のためにも、急いで改善すること。
- 中津浜線の武庫川広田線交差点以北の東西両歩道がともに狭く、夜間になると暗い。そのため、自転車の通行や歩行に危険がともなう。安全確保のため改善すること。
- 甲子園段上線の国道2号線からJRまでの間、狭い歩道を拡幅すること。
- 歩道の段差解消、傾斜の改良、路面の改良等を引き続き行うこと。傾斜については車道側をゼロとして、緩やかにつけること。
- 歩道における自転車通行の問題では、歩行者と自転車の安全な通行を確保するため、自転車の歩道通行可能を示す標識・カラー舗装化を進めること。また、基本的には自転車は車道通行となることから、必要な整備を進めること。
- 交通事故から市民の命を守るため、以下の改善をはかること。
- 上大市5丁目の報徳学園北正門前は県道西宮宝塚線からの車が入ってくるため危険である。信号機を設置すること。
- 段上公園南東交差点は、子どもや生徒などの歩行者の横断が多い。信号機を設置すること。
- 171号線上大市5丁目交差点(甲武橋西詰)は、複雑に入り組んでおり、危険である。時差信号にすること。
- 今津西線沿い神戸女学院大学西門前三叉路交差点は交通事故が多発している。児童通学路にもなっており、信号機を設置すること。
- 車庫北線と高木2号線の交差点に信号機を設置すること。
- 通学路でもある臨港線と用海筋の交差点に、歩行者用信号機を設置すること。
- 建石線の43号線南の交差点は、浜脇幼稚園の児童や浜脇中学校生徒の通学路にもかかわらず、信号機も横断歩道もなく危険である。早急に信号機を設置すること。
- 県道今津東線と市道西第329号線の交差点での事故が多い。早急に信号機を設置すること。
- 山手幹線の森下町の広川内科クリニック前交差点、及び西福河原線交差点に、それぞれ音響式信号を早急に設置すること。
- 山手幹線と市道瓦76号線の交差点に信号機を設置すること。
- JR甲子園口駅北側から県道西宮豊中線交差点までの道路は歩行者、車等交通量が多く危険である。制限速度を落とすなど対策を講じること。
- 視覚障害者等の安全通行のために次のことに取り組むこと。
- 引き続き、点字ブロック、誘導用線ブロックなどの敷設を計画的に実施すること。要望に対しては、速やかに行うこと。
- 歩道への駐車、点字ブロック上の自転車の放置、および、店舗の置き看板などは、視覚障害者等の安全通行の妨げになっている。マナー指導の量を増やすなど、対策をとること。
- 駐輪場の減少もあり、阪神甲子園駅東側歩道には、多くの放置自転車があり、たいへん危険である。早急に対策をとること。
- 今津西線の大型車両・特殊車両通行がなお増加し、住環境悪化が進んでいる。関係部局と連携し、必要な規制措置をとること。
- 全市的に生活道路の補修、舗装の要望は多い。まず、生活道路の総点検を行うこと。道路補修予算を大幅に増額し、市民要望があればすぐに補修、舗装をすること。
- 山手幹線が全面開通したことから、交通量の大幅増による周辺環境問題も懸念される。熊野工区、寿工区及び大谷工区については、地元住民の要望にそって、4車線化ではなく、2車線とすること。
- 阪急甲陽線地下化については、地域の住環境、自然環境破壊への強い不安から、事実上中止となった。わが党が提案してきた「踏み切りと連動した信号機の設置」と「歩道の確保」、さらに踏み切り南側の交差点は右折禁止にするなどの、安全対策に直ちに取り組むこと。
- 県道大沢西宮線、特に阪急甲陽線から銀水橋間の安全対策を早急に行うよう、引き続き県に強く要望すること。
- 北部山口地域の渋滞は、地域住民の生活に影響を及ぼしている。北有料道路の早期無料化の実施も考慮し、国道176号名塩道路などの整備を含め、早急に渋滞解消のための対策を講じること。
- 西宮浜連絡道路(はね橋)は、埋立地と市街地をつなぐ唯一の生活道路であり、最近では臨港線沿線に商業施設出店により、利用も増えている。この間、夏場の開閉回数を減らしてきたが、市民は365日24時間、いつでも通行できることを願っている。現状は、はね橋をあげなければ航行できない大型船の通行もなく、開閉の必要性もなくなっている。直ちに開閉をやめること。
- 西宮浜連絡道路から臨港線までの市道については、県による洗戎川排水機設置事業完了(2015年度予定)後、防潮堤の沖出しにより市道の拡幅と歩道の設置を行うことになっている。地元住民の意見を十分聞きながら、早期に実現させること。また、一部改善されたとはいえ、臨港線、白鹿館前交差点南東部の歩行者等の待機部分が狭く危険である。引き続き、安全対策をとること。
- 各駅前の周辺には通勤自転車などの放置が多く、その対策は引き続き重要課題である。次のことに早急に取り組み、安全を確保すること。
- 主要な駅での駐輪マナー指導については、指導員の配置時間の延長など行い、引き続き駐輪マナー指導を強化すること。
- 駐輪場の設置については鉄道事業者に費用負担を求めること。
- 阪急西宮北口駅南東部は、阪急電鉄の土地活用で駐輪施設を増設したが、引き続き、増設すること。
- 指定管理者制度による駐輪場の管理業務の方々の労働条件について、契約更新の際、賃金の低下など労働条件が下げられるようなことがないよう、市が直接責任をもって対応すること。また、労働安全衛生上の職場環境についても、JR西宮駅北側駐輪場などのような、エアコン、トイレが設置されていない職場環境を改善すること。
- 降雨対策について
- 局地的な豪雨による洪水による被害が予測される。こうした事態に対応できるよう55o/h(10年確率)に対応する事業認可を取得し、整備を早急に進めること。
- 学校の運動場・公園等に遊水池の設置が取り組まれている。遊水池を増やすとともに、農地の拡大など流出抑制策を講じること。
- 公共下水道への接続時に市の助成制度を受けていない集合住宅敷地内通路に埋設されている下水排水施設については、私道下水道に準じた取り扱いを行い、市が責任をもって維持管理すること。
- 2011年8月「武庫川水系河川整備計画」が策定され、新規ダム建設ではなく、総合治水対策が取り組まれることとなった。2012年度より3か年で、下流部から低水護岸工や堤防強化工事などが取り組まれている。これは、ムダ遣いを許さない市民・県民の声と運動によるものであり、専門家などの意見や民主的な議論の結論でもある。
あわせて、新たな津波対策をすすめること。
- 青葉台周辺の武庫川河川改修事業について、関係住民の意見や要望を十分反映した計画を策定するよう、引き続き県に要望すること。
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