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ひぐち光冬の反対討論
2021年03月24日

議案第283号 西宮市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定の件について


 ただいま上程中の諸議案のうち、日本共産党西宮市会議員団の私ひぐち光冬からは、議案第283号 西宮市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定の件について反対討論いたします。
 以下、理由を述べます。

 この議案は、教員の休業日の部活動指導に対して支払われる特殊勤務手当について、国の部活動ガイドラインの改定および、県の特殊勤務手当算定基準の見直しを受けて、市としてもそれに準じた改定を行うものです。これまでの基準では、部活動を4時間程度すれば、その指導教員に3600円の手当が支払われていました。それを、3時間程度活動すれば、2700円の手当を支払うようにするというのが、今回の改定案です。

 これまで4時間程度活動しなければ支払われていなかった特殊勤務手当が、3時間程度の活動でも支払われるようになることは、手当をもらえる対象教員も増えることから一定評価できます。しかし、3時間活動しようが、4時間、5時間、6時間…、もっと言えば丸一日活動しようが、一律に「2700円」しか支払われなくなってしまうことは、段階的措置を取るとしても問題です。なぜなら、対外試合や大会になれば、3時間程度で活動を終えることはほぼ不可能だからです。実際に私が高校球児だった頃、他校と試合をするときは必ず弁当持ちで、朝から夕方まで活動していました。1試合するだけでも相当な時間が掛かりますし、試合の準備や学校間の往復の時間なども含めれば、3時間程度で終わるということはほとんど考えられません。したがって、このような実態を無視して一律に「3時間程度、2700円」という基準に押し込めようとすることは、あまりにも乱暴であり認めることはできません。現に神戸市でも国や県の改定に伴い基準の見直しを行っておりますが、神戸市ではこれまで「4時間以上、3600円」という基準を、「3時間以上、3600円」と見直しており、手当を引き下げることなく据え置いています。本市としても当然そうすべきです。

 以上の理由から、日本共産党西宮市会議員団は議案第283号に反対いたします。