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2022年度西宮市当初予算編成に対する申し入れ書:選挙管理委員会
2021年08月31日

  1. 期日前投票が近年は大幅に伸びる傾向にある。ららぽーと甲子園が増えたことによって投票しやすくなったとの声も聞いていることから、駅前や大型商業施設等、さらに便利なところに設置場所を増やすこと。また、すべての選挙において公示日・告示日の翌日から期日前投票所を設置できるようにすること。そのための予算については、市当局とよく協議すること。

  2. 若者の投票率向上に向けて、市内大学に選挙広報を配布する、期日前投票を広報する、出前講座を開催するなど、若者の意見も聞いて工夫すること。

  3. 高齢化が進んでいることからも、投票所の増設や、バリアフリー化を地域の意見を踏まえてすすめること。また、車での送迎も増えているため、駐車スペースの確保とともに、投票所周辺の駐停車については警察署ともよく連携をとること。

  4. 投票所の変更については、地元とよく協議し、早めの周知につとめること。

  5. 郵便等による不在者投票は、対象が身体障害者手帳1級または2級を持つ選挙人、又は介護保険の「要介護5」の選挙人等に認められている。高齢化社会が進行するもと、対象拡大や手続きの簡素化を望む声は大きくなっている。より公正な形で郵便投票ができるような仕組みで、対象者の拡大をおこなうよう国に求めること。

  6. 本市では選挙の開票におけるミスが続いている。今年行われた尼崎市や淡路市の選挙では一票差で当落が分かれておりミスは許されない。その時々でミスの要因の違いは若干あるが、マニュアルの見直しとともに徹底を行い、事前準備における基本的事項の二重チェックなど、万全の態勢をとること。

  7. 視力障がい者や車イス利用者などについては、投票を点字投票や代理投票ができるようになっており、その場合は市の担当者が案内することになっているが不十分だとの声を聞いている。投票所における案内においては事前の研修などにおいて徹底すること。