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2023年度西宮市当初予算編成に対する申し入れ書:選挙管理委員会
2022年09月01日

  1. 記号式投票が市長選挙および同時に実施される市議会議員補欠選挙に導入された。候補者の所属政党がどこにも明示されていないため、投票の際に戸惑ったとの声が多く寄せられた。総務省の見解でそれが不可能と聞いているが、可能となるよう国に対し求めること。  
    また、求めがあれば投票所の外で選挙公報を確認することは可能との説明が市選管からあったが、各投票所ではそのことが徹底されていない。そのことを文書掲示するなど徹底すること。

  2. 誰もが参政権を行使できるよう、投票バリアフリーを実現する必要があるが、問題が多い。次の取り組みを進めること。
    (1)投票所の増設や、バリアフリー化を地域の意見を踏まえてすすめること。また、車での送迎も増えているため、駐車スペースの確保とともに、投票所周辺の駐停車については警察署ともよく連携をとること。
    (2)郵便等による不在者投票は、対象が身体障害者手帳1級または2級を持つ選挙人、又は介護保険の「要介護5」の選挙人等に認められている。高齢化社会が進行するもと、対象拡大や手続きの簡素化を望む声は大きくなっている。対象拡大、手続きの簡素化を国に求めること。
    (3)視力障がい者や身体障がい者などについては、点字投票や代理投票ができることになっているが、投票所によっては案内などが不十分だとの声を聞いている。事前の研修などにおいて徹底すること。
    (4)選挙公報はできるだけ早く発行し配布すること。
    (5)点字版の選挙公報を発行すること。