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庄本けんじの一般質問
2023年06月26日

学校給食費の無償化について


 日本共産党の庄本けんじです。
 ただいまより、日本共産党西宮市会議員団を代表して、一般質問をおこないます。
 いま、世界でも、日本でも、戦争か平和かをめぐる大激動が起きています。この激動は、誰も避けられない激動です。そして、この激動は、国民の暮らしと日本経済に多大な影響を与える激動でもあります。
 この激動のなかで、私は、どんな事態に直面しようとも、断固として平和を守り抜き、住民の暮らしを守りぬく、そのために力の限りをつくします。その決意を込めて、以下、質問いたします。

 まず、学校給食費の無償化について、質問いたします。
 西宮市は、物価高騰対策のひとつとして、昨年2022年10月から今年2023年の3月まで、半年間という期間限定ではありましたが、学校給食費を小学校も中学校も無料にしました。
 半年とはいえ、せっかく実現した学校給食費の無償化です。当然のことながら、4月からも継続してほしいという声が起こりました。私たち日本共産党は、この切実な声を受けて、学校給食費の無償化を4月からも継続するよう、署名活動に取り組みました。寄せられた署名をもって、市長と教育長に、学校給食費無償化の継続を求める申し入れをいたしました。
 この申し入れに対して、市長も教育長も「考え方はわかる」との認識をしめされましたが、継続を決断するにはいたりませんでした。結果、学校給食費は、この4月から有料に戻っています。
 いま、負担の重い教育費全体の軽減や無償化を求める声が大きく広がり、政治を動かしつつあります。そのなかで、学校給食費の無償化を求める要求は、教育費の全般を無償にしてゆく先陣を切っています。給食費の無償化を実現する自治体がどんどん広がっています。これがいま政府を動かしています。
 そうした情勢のなかで、西宮市が、学校給食費の無償化を実現する立場に立てば、それは、学校給食費の無償化をめざす全国の取り組みを促進させる確かな力になり、さらには、それが一つの突破口となって、新しい領域の願いを実現する力になることは間違いありません。いよいよ、西宮でも、学校給食費の無償化を決断すべき時が、迫ってきているのではないでしょうか。

 そこで、二点、質問します。
 まず第一に、学校給食費無償化の法的位置づけについて、あなた方の見解をうかがいます。
 学校給食は、教育の一環である。このことは、学校給食法において明確にされています。これは、学校給食費を無償にするための根拠となるものです。なぜなら、日本国憲法には、その第26条で、「義務教育は、これを無償とする」と、はっきりと明記されています。当然、学校給食費は無償であるべきだと考えますが、当局は、どのように認識されているのか、お答えください。
 二つ目に、学校給食費の無償化は、急がれる課題になっている、ということについて、当局の認識をうかがいます。
 学校給食費の無償化を求める要求が高まる背景には、格差と貧困が広がり、固定化され、教育費の負担が家計を極度に圧迫し、子どもたちの状態をより複合的に深刻化させる、そうした社会の厳しい実態があります。急激な物価高騰が追い打ちをかけています。こうして子どもたち自身と、子どもたちを取り巻く環境の悪化まねく現実を直視すれば、やはり、学校給食費の無償化は急ぐべき課題となっている、と考えますが、当局の見解をお聞かせください。