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三好さつきの一般質問
2024年03月04日

中央図書館について


 「阪神西宮駅北側エリアの再生について、公民連携によるまちづくり」として、昨年11月の総務常任委員会で報告され、同エリアに新中央図書館が入る公民複合施設やタワーマンションを民間主導で2030年に完成させる計画です。党議員団は市が財政構造改善を目指す中、この阪神西宮駅北側の大型開発については再検討すべきとしています。計画では、新中央図書館として、現在の場所から中央図書館を移転させる計画です。
 この計画について、地元住民からは、地域から図書館がなくなってしまうのかと驚きと不安の声があがっています。
 中央図書館は市の南西部の夙川沿い、御前浜に近く、隣の芦屋市に隣接した地域にあり、緑にも恵まれ、閑静な住宅街に位置しています。前身の中央図書館は現在のアミティーホールの場所にあり、手狭となったことから、1985年現在の場所に新築移転したと聞きます。施設面積4682u、鉄筋コンクリート3階建て。地下に書庫をもつ、当時としては、大きな施設で、駐車場はありませんが、隣接する芦屋市からの利用もすすみ、現在、芦屋市登録者は2741人と聞きます。図書館開館前から訪れる方や、週末ともなると、親子連れも多く、毎回、1人貸出上限の10冊の絵本を家族全員で計30冊借りて行かれる方もあると聞きます。地元ではコミュニティにおいてもなくてはならない図書館となっており、単に本を借りるだけでなく、文化施設としても周辺地域において重要な役割を果たしていると考えます。

質問です。
 1点目、中央図書館の役割を市としてどう考えているか聞かせてください。
 2点目、中央図書館の利用や取り組みの現状について聞かせてください。
 3点目、公立図書館の利用圏、利用される範囲について、市の考えを聞かせてください。
 4点目、中央図書館が仮に移設した後の跡地利用について、地元住民の声を聴く機会があるのか、聞かせてください。