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庄本けんじの一般質問
2024年03月04日

学校給食の問題について


 議場のみなさん。こんにちは。日本共産党の庄本けんじです。インターネット中継をご覧のみなさん。さくらFMを視聴されているみなさん、また、傍聴にお越しくださっているみなさん、ありがとうございます。私は、日本共産党西宮市会議員団を代表して一般質問をおこないます。

 きょうは、学校給食の問題と西宮市北部地域の医療環境の問題について質問いたします。
 まず、学校給食の問題です。
 学校給食は、児童生徒の健全な成育に寄与するとともに、食育の生きた教材として活用されています。
 学校給食が、法にもとづいて整備されはじめたのは、「学校給食法」が制定された1954年からのことです。ここが起点となって、学校給食の実施体制が整えられてきました。
 「学校給食法」は、制定以後、改定が重ねられ、学校給食の位置づけが充実、発展してきました。とくに、2005年に制定された「食育基本法」は、学校給食のあり方を変える大きな突破力となり、「学校給食法」に食育を明記する改訂がされます。そして、学習指導要領にも「食育の推進」という規定が織り込まれ、文部科学省は、学校で活用する「食に関する指導の手引き」を発行します。いま、その改訂版が活用されています。
 このようにして、学校給食は、その位置づけや役割が、時代とともに充実、発展してきました。そして、いまでは、学校給食の位置づけは、子育て支援策として、また、少子化対策として、さまざまな意義づけが加わり、さらに、その位置づけは重きをなしてきています。

 そのことを踏まえ、2点質問します。
 第一点は、本市の食育がどのように推進されているか、お聞きいたします。
 学校給食法や学習指導要領、「食に関する指導の手引」によると、学校では、食育計画を作成し、学校教育活動全体を通じて実施し、学校給食を生きた教材として活用すること、としています。西宮での学校における食育がどのように実施されているか、その具体例について、お聞かせください。
 二点目は、給食費の保護者負担について、です。
 全国では、学校給食の無償化が急速に広がっており、近隣の伊丹市では、来年度から中学校の給食を無償にする予算案が提案されています。学校給食の無償化の流れが勢いを増し、自治体を動かし、政治を動かしています。これは、高すぎる教育費の負担から子どもと保護者を開放する国民の運動によってひろがっているものです。西宮市でも、学校給食の無償化をめざすべきです。
 西宮市は、物価高騰対策の一つとして、一昨年の10月から翌年の3月まで学校給食を無償にしました。ところが、それを半年間で打ち切り、昨年の4月からは、給食費の値上げ分を市が負担したものの、給食費の保護者負担を復活させました。さらに、来年度の予算案では、市が給食費の値上げ分を負担していた、その市の負担をすべて打ち切って、保護者負担を増やすこととしています。物価高騰は、いまなお収まりません。家計は火の車です。災害級の物価高騰といわざるをえないような状況です。そのさなかに物価高騰対策をすべて打ち切ってしまう。まさに、情け容赦のない対応といわなければなりません。また、その対応は、学校給食の無償化の流れが大きくなるなかで、流れに逆行する対応といわざるを得ません。
 市は、このような対応をあらため、学校給食の無償化をめざすとともに、せめて、学校給食費の値上げ分の市の負担を、継続すべきと考えますが、市の見解をうかがいます。
 以上、学校給食の問題の質問で敷いた。