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2025年度西宮市当初予算編成に対する申し入れ書:はじめに
2024年08月26日

クリックで大きな写真を表示 本日、提出の日本共産党西宮芦屋地区委員会と党西宮市会議員団の「2025年度当初予算編成に対する申し入れ」は、常日頃から私どもに寄せられる住民の困りごとや切実な要望を取りまとめたものです。住民の困りごとを解決し、切実な願いを実現するための取り組みは、その一つひとつが情勢を動かし、新しい政治を起こす突破口にもなり得るものと考えています。私たち自身、住民の願い実現のために奮闘する決意を新たにするものです。

 さて、西宮市は、2022年度決算の単年度収支が約42億円の赤字となったことを受けて、「財政構造改善基本方針」を策定し、その取り組みを強力に推し進めるとしています。この基本方針は、率直に言って、住民要求をしりぞける盾になっていると言わざるを得ません。住民の切実な声に寄り添い、「住民の福祉の増進を図る」という地方自治体が果たすべき役割を発揮するためにこそ、知恵と力を尽くしていただきたいと思います。

 いま、世界は、戦争か平和かの問題でも、人々の暮らしや自然環境にかかわる問題でも、また、人権擁護の問題でも、大きな岐路にあります。国際社会のなかで、西宮市が文教住宅都市宣言、平和非核都市宣言を発出している都市としての役割をはたしながら歴史を重ねることは、SDGsを実現するうえでも、少なくない重要な意義を持つと思います。

 「申し入れ書」の内容には新しい要望もあれば、従来から要望し続けてきたものもあります。しかし、そのどれもが切実な要望です。ぜひとも熟読・検討していただき、新年度予算の編成や行政執行に生かしていただきますようお願いいたします。

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