野口あけみの討論/* --項目挿入-- */?>
2025年09月22日
議案第385号 西宮市市民・大学共創プラザ条例制定の件について日本共産党西宮市会議員団は議案第385号 西宮市市民・大学共創プラザ条例制定の件について、原案に賛成、修正案に反対です。以下討論を行います。 本議案は、大学交流センターと市民交流センターを廃止し、西宮市市民・大学共創プラザを設置するものです。両センターの機能を統合し、同プラザを創設することについては異を唱えるものではありません。 ただ、市民交流センター(以下、同センターという)は一般市民の利用とともに、地域住民の地域活動やコミュニティ活動に利用されてきた経過があり、市の当初の方針通り、簡単に廃止するわけにはいかないことも地域住民の皆さんとともに主張してきました。そして市は、ここ数年、地域住民と協議を進め、この9月議会で同センター条例は廃止しても、行政財産の目的外使用などの手法で、当面、地域住民に限って同センターの使用を認めながら、財政構造改善期間中に跡地の利活用計画を策定するというのが市の方針だったと理解しています。 今回、維新の会から同センターの廃止を規定した附則を除く修正案が提案され、民生常任委員会で賛成多数、採択されました。この修正趣旨は、市民交流センター条例の廃止と同センターの跡地利活用は同時期に示されるべきであり、12月議会に条例提案しても同センターの3月末廃止に影響はないというものでした。 つまるところ、跡地利活用を地域住民とも十分協議しながら決めていく時間的余裕が全くなくなったということです。この12月議会までに結論をまとめなければなりません。市を追い立てるようなやり方は、住民との関係でも摩擦を生むことになりかねません。よって、修正案に反対、原案に賛成するものです。 |