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三好さつきの反対討論/* --項目挿入-- */?>
2025年12月16日
西宮市立幼保連携型認定こども園条例の一部を改正する条例制定の件議案、第420号「西宮市立幼保連携型認定子ども園条例の一部を改正する条例制定の件」について、日本共産党西宮市会議員団は反対いたします。 以下、理由を述べます。 私たち日本共産党西宮市会議員団は、認定子ども園の設置そのものに反対するものではありません。 「西宮市幼児教育・保育のあり方」による再編計画を実施すると、2030年、令和12年度末には、いまある公立幼稚園がすべて無くなり、公立保育所は現状の22園を13園に、保育定員は231名減らすことになります。 今年、4月の西宮の保育所待機児童数は、前年度より減少したものの76名です。 全国では、待機児童解消に向けてあらゆる努力のもと改善の報告がありますが、当市は改善されないままの状態です。 このように、問題の大きなひとつは、保育所の待機児童問題が深刻な状態にありながら、その対策は無為無策のまま公立幼稚園と保育所の再編を強行し、保育定員が減らされることです。 もうひとつの問題は、今回の再編により、西宮市立芦原あおぞらこども園が定員210名という大規模園になることです。一般的には、100名を超えると大規模園、200名以上だとマンモス園と呼ばれるようです。定員が大人数になることにより、保護者との関係が希薄になりがちになること、保育者どうしの連携の問題、安全上の問題などが懸念されます。 安全上の問題では、保育士配置基準があるとはいえ、例えば、災害時は210名の子どもたちを安全に避難させることなど想像しただけでも大変なことがわかります。 子どもたちの命と健康を守るため、安心して過ごせる環境を整えることは必須課題だといえます。 以上により、保育所の待機児童対策に逆行すること、大規模園の安全上の問題のある条例案に賛成することはできません。反対討論とします。 |