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三好さつきの賛成討論
2026年07月07日

「カリキュラム・オーバーロードの改善を求める意見書(案)」について


 日本共産党西宮市会議員団は、「カリキュラム・オーバーロードの改善を求める意見書(案)」について賛成いたします。

 カリキュラム・オーバーロードとは、学校における教育・学習内容が質・量ともに過剰・過密になることで、児童生徒や教員に過度な物理的・精神的な負担がかかっている状態を指します。日本を含めた世界の学校は、この課題に直面しているといわれています。
 現行(2017年度改訂)の学習指導要領では、小学校で外国語が設けられ、プログラミング学習も盛り込まれました。結果、2008年改訂時よりも、現行の学習指導要領は1.5倍近く増え、教科書も大判化に加えてページ数も増量し、教科書協会によると、小学校の教科書は2005年時と比較して総ページが178%増加しているとのことです。
 「ゆとり見直し」といって、学習の極端な詰め込みが進められましたが、子どもは消化不良をおこし、有識者検討会でも「カリキュラム・オーバーロードだ」と指摘されています。特に2020年度からの学習指導要領では小学校4年生以上で毎日6時間授業です。一方、休み時間が削られ、給食もゆっくり食べられません。また、教員の長時間労働は慢性化し、平均で1日11時間半に及び、土日も休まれない状況です。教員の心身を壊し、授業準備や子どもと向きあう時間を奪い、教員の成り手が見つからない「教員不足」を引きおこし、県内小中学校では209人の教員が不足していることがわかりました。この是正は子どもの教育条件としてきわめて切実な、国民的課題といえます。
 このような忙しすぎる学校を生み出した学習指導要領は改めなければなりません。次期学習指導要領を、学校で子どもにあったカリキュラムに変更し、増え続けてきた標準授業指数の見直しとともに、学習指導要領の内容を精選することが必要です。

 以上、賛成討論とします。