HOMEへ
いそみ恵子議員の一般質問
2008年03月05日

阪急甲陽線地下化事業の中止と大池南側の市道整備について


この問題は、昨年6月の初議会でもとりあげました。
阪急甲陽線地下化事業は、都市計画道路、県道建石線と市道山手線の整備にあたって、交通渋滞の緩和と歩行者等の安全確保、踏切事故防止を図るものとして兵庫県、西宮市、阪急電鉄の事業3者が約186億円もの事業費をかけて阪急甲陽線の一部を地下に潜らせるもので、市の発表でも6年から8年の工期が見込まれています。
しかし、住民への説明会を開いても多くの意見が出され、いまだ理解も得られない状況です。この計画案にたいし、186億円もの税金投入は、認められないとして、私は、莫大な事業費の投入や環境を破壊するこのような事業でなくとも歩行者等の安全は、十分に確保できると実現可能な4点について対案も示し、追求してきたところです。
そして、この事業と一体整備でなければ取り組めないとしていた大池南側の市道整備について、通学路でもありながら歩道が途中で途切れてしまう、危険な事態が放置されていることに対し、阪急甲陽線地下化事業と切り離してでも緊急に取り組むことを求めてまいりました。

これにたいし、市当局は、「この地下にもぐらせる計画については、各方面からさまざまな意見をいただいており、理解と協力を得るまでには至っていない」「このため、現在、県、市、阪急電鉄の事業3者で整理すべき課題を含めて協議しているところで、県が施工中の建石線街路事業が完了する2007年度末までには、当該事業についての方針を決定しなければならない」としていました。そして大池南側の市道整備については、「ご指摘のように、市としても車両事故防止や歩行者の安全対策の観点から拡幅整備は、必要なものと認識している。整備に着手するまでの期間が長引く場合には、暫定的な道路改良方法についても検討したい」との積極的な答弁でした。

その後、これらの答弁をふまえ、日本共産党市会議員団は、西宮市に対する2008年度予算要望のなかでも、ひきつづきこれらの問題を取り上げ要望してきたところですが、2月5日、その回答が文書で市長よりあり、2月16日開かれた日本共産党市会議員団主催の予算要望回答説明会の席上、当局から「阪急甲陽線地下化事業については、鉄道を地下化し、建石線、山手線両道路を同時施工する整備計画案を作成し、地元協議に入ったがなお理解と協力を得るまでには至っていない。現在県がすすめている建石工区の区間にひきつづいて事業を実施するには、認可期限のこの3月末までに、整備計画を定める必要があり、立体交差区間の事業認可の手続きには一定の期間が必要であり、2008年度に立体工区の事業に着手することは、現時点で極めて厳しい状況である」「計画決定までに相当な時間を要すると考えられるのでこの間、大池南側市道の狭小幅員の安全対策に取り組んでいきたい」と回答があり、私は、これを聞いて、阪急甲陽線地下化事業の実施は、事実上の中止と受け止めたところです。

そこで改めて質問します。
  1. 県としても現在施工中の区間に引き続き事業を実施するには、この区間の認可期限の2007年度末、この3月末までに整備計画を定める必要があり、2008年度に立体工区の事業に着手することは、事実上不可能とおもいますが、県は、どのようにしょうとしているのか。また、市は、これを受けてそれでも事業を進めるつもりなのか。この際、地元市としてキツパリと阪急甲陽線地下化事業を中止すべきと考えますが明確にお答え下さい。

  2. この間、求めてきた大池南側の市道整備について新年度の予算(案)として720万円の設計等委託費が計上されていますがその内容、今後のすすめかたについてご答弁ください。