6.30人学級の実現について
学校週5日制がいよいよ4月からはじまります。授業時数の減によって、学力の低下を懸念する声が相次いでいますが、やはり少人数での学級運営で、一人一人の子どもを視野に入れた教育環境をつくることは不可欠です。新年度を前に全国的には埼玉県、山形県、長野県、福島県、鳥取県、広島県などで、独自に少人数学級、30人学級に踏み切る報道がされています。その多くは新1年生から段階的にとなっており、国が30人学級に予算措置をしない中でも、それぞれ厳しい財政事情のもとで、次代を担う子ども達の教育には必要な予算も工面して全力で取り組んでいるのが特徴です。美辞麗句を並べ立て、精神論だけで切り抜ける時代ではなくなっているということを、あらためて強調しておきたいと思います。30人学級実施については、議会でも意見書が採択されています。全国的な動きも視野に入れ、弾力的な取り組みが可能となったいま、市独自で新1年生から段階的にでも踏み出す時期ではないでしょうか。又、県にも強く働きかけるべきだと思うが、見解はどうか。
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