4.武庫川河川敷について
川が人間に与える効果や影響には多くのものがあり、小さな疎水でも安らぎや潤いを与えてくれます。ましてや、武庫川のような河川は多くのめぐみを与えてくれています。釣りをしている人や、水遊びの子ども、河川敷公園ではジョギング、散歩、サッカー、バドミントン、柔軟体操、ボケーとしている人。そしてサイクリング。本当に老若男女を問わず、気軽に多くの人が楽しんでいます。武庫川は緑地や公園の少ない都市部にとって絶好のオアシスとなっています。右岸側は河川敷が狭いため野球場などはありませんが、サイクリング道路や遊歩道があり、宝塚市側に仁川を隔てて繋がっています。ここに「山と渓谷社」発行の「西日本サイクリングガイド」という本があります。26ページに「武庫川サイクリング道路」が紹介されています。西宮市だけでなく阪神、近畿、西日本にまで紹介されています。少し紹介します。「新幹線高架をくぐり、高校野球で有名な報徳学園のすぐ先で、河川敷に別れを告げ、仁川に沿った一般道にはいる」とあります。お勧めコースはこの後甲山まで行くのでここから一般道に入っています。しかし、河川敷は仁川、小仁川を越えれば、再び宝塚市のサイクリング道路が続いています。ここが繋がったら、西宮市から複雑で、危険な仁川口橋を渡らなくても田近野町や宝塚市にいけるという声が上がっています。また、宝塚の市民からも宝塚から安心して海までいけるという声もあがっています。そこで質問。
- 仁川、小仁川合流点に沈下橋などかけて、遊歩道、サイクリング道路を宝塚と接続させてはどうか。
- また河川敷から仁川方面に行くには県道西宮宝塚線を横切らなくてはなりません。信号も何もなく車の量も多くて大変危険です。とくに、サイクリング、阪神競馬場へ自転車で行く人たちが増える土曜、日曜日は車の量も増え危険度が増しています。現在ある横断歩道橋は幅が狭く通行しにくい現状です。そこで質問。何らかの安全対策を施すべきではないか。
- 兵庫県は田近野町周辺の堤防改修といともに河川敷の整備も行っています。以前からあった広場の下流側にも広場が出来ました。地域の皆さんが自由かつ多目的に利用されることになっています。地域の皆さんが使いやすいように石ころを取ったり、ゴミを拾ったり、土をならしたりこれからされるでしょうが、いったん川が増水すると、いままでの整備も水泡に帰してしまいます。かなりの大雨であれば、仕方がありませんが、あと数センチ高かったら浸水せずにすんだのにということもあります。そこで、せっかく出来た広場を少しの浸水から守るためのごくごく簡易な堤防というか、盛土はできないか答弁を求めます。(了)
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