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予算要望
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■中央病院
  1. 中央病院の最大の任務は、公立病院として市民のニーズに沿った特殊医療等、特徴ある医療体制や救急医療等に取り組むことである。その点での努力が求められているところであるが、一方で厳しい経営状況の改善も重大課題である。2003年度決算でも、ひきつづき病床利用率、業務予定数量が低下し、困難な経営状況は依然として続いている。
    これらを踏まえて次の事項に取り組むこと。
  2. 294床という病院規模や施設の老朽化を早急に改善する必要がある。病床数を減らそうとの構想もあるようだが、新病院の建設についてさまざまな角度から検討し、直ちに基本構想の策定に入り計画を早めること。
  3. 救急医療では、小児救急や内科、外科の実施日を拡充し、外科系で新たに一次救急に取り組んでいる。さらに全国的に要求の大きい365日、24時間体制が必要な「小児救急」の告知を行ない、特色ある病院をめざすこと。それに必要な小児科医の確保もあわせて行なうこと。
  4. 最近増加している、LD(学習発達障害)、ADHD(注意欠陥多動性症候群)、高機能自閉症児など、精神発達障害児の早期発見と治療が求められている。この点でも、先進的取り組みを開始すること。
  5. 医療事故は、それまで積み上げてきた信頼や成果のすべてを失うことにつながる。「医療安全委員会」を設置し、医療事故発生予防に向けてとりくんでいるが、経営健全化計画との整合性をはかり、万全を期すこと。
  6. 地域医療連携室のとりくみは、市民サービス向上や患者確保に一定の効果を発揮している。さらに充実させること。
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