目次に戻る-> ■消防局 西宮市の消防職員定数は３５９人となっている。これは２０００年１月の規制緩和で、一層低く抑えられた国基準の６０６人に対しても充足率は５９.２％に過ぎない。阪神間の平均６０.１％と比べても低くなっている。人口、世帯数、住宅戸数増のもと、市民の安全を守るため職員数を国基準に近づけるために増員をすすめること。 西宮の消防署４箇所に対して消防用自動車のはしご車、救助工作車はいずれも３台しかない。西宮浜は中高層の集合住宅、特別養護老人ホーム等の高齢者施設が建設されている。西宮浜に対してはしご車は西宮署と鳴尾署に配備されている車両で対応するとしているが、緊急時に不安がある。このことを考慮にいれ全市的視野にたって充足させること。 関西電力美浜原子力発電所３号機の配水管爆発など相変わらず企業での事故、火災が絶えない。これは安全より効率、利潤を優先させる企業モラルの低下によるところが多いが、消防として事故や火災を未然に防ぐため、工場、事業所等に査察など指導点検を強化すること。特に昨年の山口町で起こったジャパン三田店の閉店後の火災による消防士の殉職の教訓から、量販店など閉店後の消火活動に支障とならないよう商品格納など指導を強化すること。 西宮市のドクターカー制度は全国に先駆けて行なわれた。救急救命はそれこそ１分１秒を争うため、今後とも協力病院を増やすとともに、救急救命士の増員などさらに制度の充実につとめること。 目次に戻る-> <-前のページへ 次のページへ->

(c)日本共産党西宮市会議員団 2002-2006